スローフードの旗印のもとに、若者が担い手となって活動している
「Slow Food Youth Network(スローフード・ユース・ネットワーク)」という団体があり、世界各国におおぜいのメンバーがいます。
そのスローフード・ユース・ネットワークの中心的な活動の1つに「ディスコ・スープ」と呼ばれるものがあります。
ディスコ・スープとは・・・
■ 形がよくない
■ 傷がついている
などの理由から廃棄されてしまう、いわゆる「不揃い」な農産物を集め、スープにしたりスムージーにしたりして、参加者みんなで食すイベント。
DJがいてバンドの生演奏があり、名前どおりディスコ形式になっています。
わいわい盛り上がりながらも、食糧廃棄問題について考えようというのが主旨。
ディスコ・スープ・イベント
言ってることは分からなくても、なんとなくどういうものか分かりますね。
最初のディスコ・スープが開催されたのは、2012年。
ベルリン(ドイツ)でのことです。
ベルリンの後、同じ年にパリ(フランス)でも開催されました。
その後、このイベントは各国で開催されています。
世界ディスコ・スープ・デー
今年(2017年)から「世界ディスコ・スープ・デー」が制定されました。
最初の「世界ディスコ・スープ・デー」は2017年4月29日。
この日に、各国でディスコ・スープが催されたようです。
むろん、日本でも複数個所で開催されました。